「人々が健康である社会へ」をビジョンに、健康であるために必要なモノ・コトを提供する東御市の㈱わざわざ(平田はる香代表取締役)は、19日(土)から「お客様感謝祭&わざわざ展」を、運営する店舗「問tou」(市内八重原、芸術むら公園内)で開催する。期間は28日(月)まで(22日は休業)。
同社は日常生活をテーマに長く使えるもの、飽きのこないもの、暮らしに寄り添うもの、きちんと作られたものを提供する「パンと日用品の店わざわざ」(市内御牧原)と、「問tou」の2店舗を運営。法人化前の2009年に「わざわざ山の上まで来ていただき、ありがとうございます」との思いで開業した「パンと日用品の店わざわざ」が、今年2月でちょうど13年を迎えたことから感謝の気持ちを込めて同イベントを企画した。
「問tou」は、芸術むら公園の公共施設・憩いの家内にある。〟非日常〝をコンセプトに、ギャラリー・本・喫茶・衣類を包括した空間で3500冊の本、ハンドドリップコーヒー、全国から集めた選りすぐりの品々を販売。
その中で、㈱わざわざが2019年から取り組む『乙なもの』を展示販売している。これは全国各地の工場・メーカーから、訳あり(行き場を失ってしまったけれど使用に問題のない)商品を買い取り、きちんと説明した上で販売して循環させる事業だ。今イベントではこの『乙なもの』を単品で、またお得なセットにした「乙なもの箱」で提供する。
そして「わざわざ」のこれまでの取り組みを振り返るとともに、現在の取り組みを伝える展示を「わざわざ展」として実施。作る人・売る人・買う人の三方に良い〟ものづくり〝の背景も伝える。「展示は初の試みです」とのこと。
さらに㈱わざわざの取り組みの一つ、靴下工場の残り糸を使って製品化した「残糸ソックス」を紹介する。「ゴミや廃材、役に立たないように見えるものに新たな生命を吹き込み、魅力を有した製品にしたい」と取り組む『アクタノ』(芥の)による製品「アクタノレッグウォーマー」も紹介。「製品を購入する行動の社会や環境への貢献などを伝えたい」とする。
「パンと日用品の店わざわざ」とのスタンプラリー、福引きも行い感謝を伝える予定だ。なおイベント中「問tou」喫茶は通常通り営業。「問touブレントコーヒー」550円(テイクアウト540円)、「ホットドック」550円(テイクアウト540円)、「問touセット(ドリンク・ホットドック・コーヒーゼリー)」1320円など。
なお「問tou」の営業時間は午前10時~午後5時。火、水曜定休。℡75‐7488。「パンと日用品の店わざわざ」の営業時間は午前9時~午後4時。火、水曜定休。℡67‐3135。両店舗ともイベント中は火曜のみ休業、水曜は営業する。