長和町古町コミュニティ施設の安全祈願祭地域共生社会実現のための施設を!

信州民報

長和町が進めてきた、古町コミュニティ施設建設工事に伴う安全祈願祭は20日、現地で執り行われた。


建設地は、古町グラウンド向かい側の古町公民館跡地。同じ敷地内には現在、(福)樅ノ木福祉会が障がい者支援施設・山の子学園舎を4棟建設中で学園と共存し、すべての人が一緒に過ごせる地域共生社会実現のための施設を目指している。


神事が滞りなく済むと、羽田健一郎町長は「子どもたちの支援や各学校と連携した福祉教育実践の場としても期待される」とし、「完成後は樅ノ木福祉会とも力を合わせ、年齢や障がいの有無に関わらず、様々な人が集い活発な交流をすることができる施設となるように努める」とあいさつし、工事の安全を願った。


全敷地面積は約7894平方㍍、コミュニティ施設の延べ床面積は約656平方㍍。鉄骨平屋建てで、講堂(ステージ付き)や料理学習室、和室、授乳室などの公民館機能と共にコワーキングスペースも備えたコミュニティカフェ(喫茶)が整備される。


建設主体工事は守谷・小林木材特定建設工事共同企業体、機械設備工事は㈲長門興業、Wi‐Fi環境整備工事は丸登電業㈱上田支店。総事業費約3億1000万円、竣工は本年7月下旬を予定。開所日は未定。

▲安全祈願祭で鍬入れする羽田町長

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