【坂城町】葛尾組合ごみ焼却施設の閉炉式 中之条区と業者へ感謝状贈呈!長野広域連合B焼却施設へ移行 

信州民報

坂城町中之条の葛尾組合ごみ焼却施設の閉炉式が25日、行われた。千曲市屋代地区で整備が進む、長野広域連合B焼却施設(仮称)への移行に伴うもの。B焼却施設は12月1日から試運転が始まり、来年6月1日から本稼働となる。


閉炉式はごみ焼却施設研修室で行い、山村弘組合長(坂城町長)が「ゴミ焼却施設は43年度に建設されたが、施設の老朽化とごみ量の増大に伴う処理能力増強のため、昭和54年度に現在のごみ焼却施設を建設した。平成13年度にはダイオキシン類削減対策などを講じる中で、本年まで適正なごみ焼却を行ってきた」と、同ごみ処理施設のあゆみを紹介。


さらに、ごみ処理の広域化・施設の集約化に関する国・県などの施策に伴い、長野広域連合で事業が進められたことを伝え、昭和54年から42年余の間、同ごみ焼却施設の運営に理解・協力した地元や関係者に礼を述べた。


この日は地元・中之条区と夜間ごみ処理委託業者のタクマテクノスへ感謝状を贈呈。その後、焼却炉へ移動して山村組合長らがスイッチを押し、炉を閉鎖。式に参列した施設管理者や町議らが、感謝の拍手を送った。


葛尾組合は昭和41年に更埴市、戸倉町、上山田町、坂城町の1市3町の一部事務組合として発足。現在は千曲市と坂城町で構成する。ごみ焼却施設は敷地面積が1万9986平方㍍、建築面積は2974平方㍍で処理能力は80㌧/日(40㌧×2基)だった。


同組合によると、坂城町民が直接ごみを持ち込む場合は「11月30日までは葛尾組合ごみ焼却施設へ、12月以降はB施設へ」とのこと。また「指定袋に入れてごみを出す場合は、地区の収集所へ出すようお願いします」としている。

▲閉炉となった「葛尾組合ごみ焼却施設」
▲焼却炉が閉鎖された
▲ 中之条区へ感謝状を贈呈

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