第49回衆院選 小選挙区3区自民党・井出 庸生氏 当選! 

信州民報

第49回衆院選は10月31日に投票、即日開票された。前職1人、新人2人が立候補した小選挙区3区(上田市、東御市、千曲市、小諸市、佐久市、小県郡、埴科郡、北佐久郡、南佐久郡)は、自民党の前職・井出庸生氏が12万23票を獲得。接戦を制し、4選を果たした。


立憲民主党の新人・神津たけし氏は10万9179票を獲得したが、小選挙区では及ばなかった。その後、1日未明に比例復活が決まり当選した。「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」新人の池高生氏は、落選した。
 

小選挙区3区
井出 庸生さん当選果たす!
「皆さんと共に歩んでいく」
 
午後9時過ぎから、支援者らが佐久市中込のホテル会場に集い始め、テレビの開票速報に見入っている。午後11時30分ごろ当選が伝えられ、井出庸生さん(43)が会場に現れると大きな拍手と歓声が起きた。


万歳発声後、当選報告会で井出さんは「大変遅い時間にも関わらず、多くの皆さんに4期目当選の節目を立ち会っていただき、ありがとうございます。今回の選挙はたくさんの人に助けていただいた。今日ここにいらっしゃる全ての人に壇上に上がっていただき、一緒に万歳をしたい。そんな思い」と礼を述べる。


19年末に自民党入りした井出さんは、与党候補として初の選挙。「5回の選挙で一番苦しい選挙だった」とし、「自分で決断した道であり、多くの人がついてきてくれている。前を向いて、胸を張って戦い抜こうと心がけた」と、しみじみと話す。


そして「男女の格差是正や中部横断道の延伸に取り組む」とし、「地域の多くの皆さんに票をいただいた。地域全体の思いを受けて、これからやっていく。4期目ということの責任の重さを感じている。今日の結果を通過点と受け止め、これから皆さんと共に歩んでいく」と、力強く思いを込めて決意を語った。


なお1996年の小選挙区比例代表並立制導入以降、小選挙区3区で自民党候補が勝ったのは初めてとなる。

▲4選を果たし、拍手のなか登場した井出庸生さん(佐久市のホテル)
▲当選報告会終了後、共に戦ったスタッフと…(佐久市のホテル)

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