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【上田市】長大の認知症講演会に200人!「認知症とともに笑顔で生きる」『待ってあげて、信じてあげて』

認知症の当事者と笑顔で暮らすことを考えよう―。上田市は18日、市内下之郷の公立大学法人長野大学リブロホールで「認知症講演会」を開催し、約200人が参加した。同講演会は、市が認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指し、認知症の当事者と家族の理解・支援者の輪を広げる取り組みを推進する中で行ったもの。
 
開催にあたり、市福祉日・近藤聖一部長は「認知症という言葉は浸透してきているが、本当の理解が進んでいるとは言えない」とし、「認知症を自分のこととして考えていただくとともに、当事者の方が感じていること・望んでいることを知り、安心して暮らせるまちづくりの一端を担っていただきたい」とあいさつ。
 
この日は、「『認知症とともに笑顔で生きる』~当事者の声を聴こう~」をテーマに。講演とシンポジウムを開催。講演会では、若年性認知症当事者の丹野智文さん(44)が自身の体験を踏まえて語った。
 
丹野さんは39歳のときにアルツハイマーと診断されてからの経緯を、自身の思いを交えながら語り「私が選んだのは認知症を悔やむのではなく、認知症とともに生きる道。アルツハイマーになったが家族と過ごす時間が増え、たくさんの人の優しさに触れ合えた。悪いことばかりではない」と話す。また「偏見は自分自身や家族の心の中にあると思う。私が病気をオープンにした後は助けてくれる人の方が多かった」と、当事者だからこそ感じる思いを伝えた。
 
さらに「認知症と診断されたら薬もだが、人と人とのつながりの環境が大切」とし、「できることを奪わないで。時間がかかるかもしれないが、待ってあげて。1回できなくても次できるかもと、信じてあげて。そうして結果的に当事者は自信を持つ。自身を失うと本当にできなくなってしまう」と、認知症当事者と家族・支援者などがともに笑顔で暮らすために必要なことを語った。
 

▲当事者として講演した丹野さん
 

▲大勢の参加者が丹野さんの言葉に耳を傾けた


[信州民報:2018年12月21日(金)2面]


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