国際ボランティア奉仕団体「国際ソロプチミスト上田」(冨山香代子会長、22人)は7日、ふるさと寄付金・別所線応援プロジェクトへと上田市へ150万円を届けた。
ソロプチミストは、実業界で活躍する女性や専門職に従事する女性らによる国際的組織で、女性と子どもらの生活の向上を主として活動。同クラブは近隣の幼・保育園に絵本を贈るなど、様々なチャリティ事業を行っている。昨年は認証30周年記念として、市に普通自動車など300万円相当の物品を寄付した。
今回の寄付は、同クラブの加盟する国際ソロプチミストアメリカ・日本中央リジョンの128クラブ・2854人の会員から寄せられたもの。令和元年東日本台風災害支援金としては約828万円が集まり、上田市、千曲市、佐久市へそれぞれ150万円、長野市へ約378万円が贈られた。
この日は、冨山会長はじめ7人の同クラブ役員らが来庁。冨山会長は「ソロプチミスト会員の気持ちを汲んで、上田市の象徴である〝赤い橋〟の再建に役立ててもらえればうれしい」とし、土屋陽一市長に中央リジョン・宮脇テル子ガバナー名の目録を贈呈。土屋市長は「貴重な温かい心を形にするように、しっかり取り組む」と礼を述べた。
上田電鉄別所線の復旧には約8億6000万円がかかるが、鉄橋などを市が保有することで97・5%が国から補助される。別所線再開は来年3月の予定。なお3月2日現在、ふるさと寄付金の「災害支援サイト」には3872件、約5178万円が、「がんばるぞ、別所線!」コースには1031件、約3645万円が寄せられている。
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[信州民報:2020年3月12日(木)]
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