【音楽村バラの会】 バラの冬剪定講習会開催 「音楽村を訪れる人々楽しませたい」

信州民報

上田市生田の信州国際音楽村公園バラの会(中山康昭会長・会員38人・賛助会員23人)は、このほど「バラの冬剪定講習会」を同公園バラ園などで実施。約30人のバラ愛好家らが参加した。


コロナウィルス対策からこの日の講義は短時間とし、大平喜代子副会長が剪定・施肥・植付けなどの冬季管理についてポイントを抑えて解説。「冬管理が一番大事」とし、剪定と施肥はセットで行うことや、移植・植付け・鉢植え・鉢替え・鉢増しなどの方法を教える。


また「気候に応じた作業時期があり、本に書かれた時期とはずれる地域もある」とし、上田地域と佐久・軽井沢地域における作業に適した時期を提示。「上田は正に今が時期。講習内容を持ち帰り、各家庭で冬管理を行って下さい」と伝え、その後、バラ園で植え付け・剪定などの実習を行った。


この日は平成30年度から行ったバラ苗里親事業の最終講義を兼ねて行い、30年度から2年間受講した6人と31年度の受講生3人の修了式も実施した。なお、市の「わが町魅力アップ応援事業」の補助期間5年が今年度で終了するため、バラ苗里親事業などを来年度は行わない。


今後は、会員および賛助会員がバラ園の管理およびイベントを継続する。「美しい花を咲かせて景観を守り、音楽村を訪れる人々楽しませたい」と、会員らは剪定などの冬管理作業をこの日から数日間続け、バラ祭り(6月)に向けて管理・整備に精を出す。

▲バラ公園で剪定・施肥に精を出す会員ら
 ▲講義では大平副会長がポイントを伝える

[信州民報:2020年3月11日(水)]

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