【上田市 】「上田真田まつり」に向けオーディション 11代目『幸村公』に白石恵子さん

信州民報

第38回「上田真田まつり」(4月26日開催予定)・決戦劇の『真田幸村公』役のオーディション(主催=信州上田まつり実行委員会、企画・運営=上田商工会議所青年部)がこのほど、上田商工会議所ホールで行われ、県内外から集まった10代~40代の9人の応募者の中から、白石恵子さん(23・上田市生まれ・東御市出身・東京都在住)に決定した。


この日は新型コロナウィルス対策として非公開で実施し、上田商工会議所青年部、脚本・演出・演技指導担当の小林浩太郎さん(殺陣サークル眞)、幸村公役経験者らが見守る中、参加者が自己PRと課題台詞による演技で幸村公役への熱い思いを伝え、審査員からの「幸村の好きなところは?」「どんな幸村公を演じたいか?」「決戦劇をどう盛り上げるか?」といった質問に、「幸村愛」「自分らしさ」をアピールした。

なお審査員は、上田商工会議所青年部・唐澤研作会長、昨年の幸村公役・坂口平さん、上田市・大矢義博商工観光部長が務めた。


11代目となる幸村公役を勝ち取り、唐澤会長から認定証を授与された白石さんは「7年前に初めて決戦劇に一般参加した時に温かな声をかけて下さった坂口平さんが、2度目に一般参加した昨年の決戦劇で幸村公を演じているのを見て、『私も』と初めてオーディションに参加した」とし、10代目の坂口さんから陣羽織を引き渡されると感激した様子。そして「決戦劇は一人では何もできない。みんなと一丸となって決戦劇を、真田まつりを、そして上田市を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。


また唐澤会長は「台風被害を受け、今は新型コロナウィルスで大変だが、こういうときだからこそ、前を向いてやれることをしっかりやるしかない」と語った。


なお今年の決戦劇は『真田幸村伝~episode:0 長篠の章 爾今洋々』と題し、「長篠の合戦」を舞台に、少年時代の真田幸村が父・昌幸や戦国武士の活躍を目の当たりにして、その生き方に目覚めていく姿を描く。

▲「決戦劇で上田を盛り上げよう!」とオーディション参加者と審査員
▲「みんなで一丸となって盛り上げる」と、幸村公役に決まった白石さん

[信州民報:2020年3月10日(火)]

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