【『ワイン』を軸に地域を活性化 】陣場台からもっとワイナリーの花を!

丸子地域で「ワインと地元料理」堪能!
上田市・陣場台地研究委が初の楽しむ会
 
 
陣場台から、もっとワイナリーの花が開いてほしい―。上田市丸子地域の陣場台地研究委員会(堀内汀会長)は先月、「ワインを楽しむ会in丸子」を開催。多くの市民らが訪れ、初めて5社が揃った地元ワインを堪能した。今後、地元ワインへの期待は大きい。


ワインを提供したのは、昨年9月に陣場台地にオープンしたシャトー・メルシャン椀子ワイナリーと、近年ワインの醸造を始めたばかりの「セイル・ザ・シップ・ビンヤード」「東山ワイン研究所LLC」「ウォーター・ヴァリー・ヴィンヤード」「トゥモロー・ワイン」のグロワー(ぶどう栽培者)。


そして食事やつまみを用意したのは、上田市の料亭緒環(長瀬)、黒岩旅館(鹿教湯温泉)、うめや(石井)、ボンデール(御所)、えだまめの会(御嶽堂)、ナラティ(生田)、㈱柳澤(石井)、アトリエ・ド・フロマージュ(東御市)。参加者らはお勧めのつまみを手に、生産者らとワイン談義などに花を咲かせた。


「セイル・ザ・シップ・ビンヤード」の田口航さん(36、御岳堂)は、2015年に千葉県から移住。16年から市内富士山3㌶の畑でぶどうを栽培し、19年に赤・白合わせて900本醸造した。田口さんは京都のワインバーで働いていて独立したといい、「雨も少ないし、上田の気候はぶどう作りに最高に適している」と話す。


「東山ワイン研究所LLC」の中川裕次さん(62、武石小根沢)は東京から移住し、14年から東山と生田で計1・5㌶の畑でぶどうを栽培。17年から、約2000本のワインを醸造している。

「ウォーター・ヴァリー・ヴィンヤード」室賀満男さん(52、長瀬)は11年から生田に1・3㌶のぶどう畑、14年からワインを醸造。フェイスブックを通じ、会員メンバーなどを中心に売られている。


「トゥモロー・ワイン」田村稔さん(58・生田)は16年に山形県から移住し、生田に1.7㌶のぶどう畑をもち、19年から640本のワインを醸造。「京都に飲食店を持っているので、どのワインもしっかりしたブランドとして承認されてから店で扱いたい」と話す。どのブランドも、GINZA・NAGANOでも人気だという。


陣場台地研究委・堀内会長(85)は、待望のワイナリー完成とグロワーの増加に喜び、「予定以上のワインができて、一堂に顔を合わせる初めての機会。しかしまだまだ知られていないので、これから」と、意気込みを話した。

▲グラス片手に、笑顔の堀内会長

[信州民報:2020年3月3日(火)]

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