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【上田市】 常田毘沙門堂で『学業成就祈願祭』 有志による祭事委が伝統行事を継承 「合格祈願」との「金の鉛筆」配布

上田市常田(下常田)の常田毘沙門堂で2日、伝統行事「学業成就祈願祭」が行われた。ここは名僧・活門禅師が文政12年(1829)ごろ、毘沙門天を祀るお堂の横に「多聞庵」という寺子屋を開いた所で、1000余人に及ぶ門弟の中には佐久間象山、赤松小三郎、高井鴻山らもいた。


 境内には「佐久間象山先生勉学之地」という碑に「活文桜」があり、上常田・中常田・下常田・北常田の4自治会はその歴史を大事にし、有志による祭事委員会が伝統行事を継承している。また地域住民は「学問の守り神」と崇めて参拝する。


 学業成就祈願祭では、参拝者に「合格」を示す5つの団子が入った「智恵のだんご」を配布し、お札・お守り・絵馬を頒布した。祭事委員会の関口誠委員長は「今年はさらに『合格祈願』と書かれた金の鉛筆も、だんごと一緒に渡します」と話し、役員らと一緒に笑顔で参拝者に配布。また役員は、絵馬に新たに「令和」と記す作業にも精を出していた。


 この日は近隣住民だけでなく、市内各地から受験生や家族がお参りに来て「学業成就」「受験合格」を祈願。なかには「新聞で知り、初めて来ました」という人もいた。なお境内には「延命地蔵尊」があり、昨年に名付けた「元気地蔵ぴんぴん」が並んでいて長寿を願って参拝する人もいる。関口委員長ら役員は、「願いが叶うといいですね」と温かく参拝者を迎えていた。

▲「学問の守り神」として崇められる常田毘沙門堂

[信州民報:2020年2月6日(木)]

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