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【東御市】 田中小4年生が笑顔で「生け花」学習  地元応援団が継続して児童をサポート 冬の花「アルストロメリア」など活ける

『ネコヤナギ フワフワしてて かわいいな』―。児童が活けた季節の生け花に、児童が考えた個性的な俳句が添えられた。東御市立田中小学校4年2組(30人)ではこのほど、授業の4時間目をつかい「生け花」学習を実施。子どもらをサポートする「田中小応援団」(20人)が中心となり、支援している。


この日の授業では、同応援団でまとめ役の栗原陽子さんと生け花の指導者・渡辺美子さんに教わりながら、児童が冬の花「ネコヤナギ」と「アルストロメリア」を活けた。約45分という限られた時間の中で、花材の説明から活け方、俳句の創作、生け花の展示と、時間はアッという間に過ぎてしまう。


長い歴史を持つ田中小応援団は、子どもらの生活習慣形成の支援とともに学校支援も行ってきた。遠足やスケート学習などの学校行事にも参加し、また花壇や畑の手伝いもしてきたという。生け花学習は今年で4年目になり、今年度は4年生(3クラス)をそれぞれ、学期ごとに指導している。


4時間目の授業が始まると、子どもらは机の上に用意した花器と剣山(けんざん)に向かい、指導を受けながら真剣な表情で生け花に挑戦。渡辺さんから「ネコヤナギを少し切って、真ん中に活けましょう」との声に合わせ、それぞれがオリジナルに花を活けた。栗原さんと渡辺さんは教室内を回り、一人ひとりにアドバイス。最後には完成した季節の生け花に、自作の俳句を添えて出来上がりだ。


4年生児童の佐藤あおいさんは「すごく楽しい」と語り、鉄矢龍樹くんは「うまくいった。うれしい」と笑顔で話す。その後、子どもたちが活けたそれぞれの作品は、学校の廊下やトイレなど30カ所に展示し、全校児童のほか来校者も鑑賞できるという。継続する住民の学校へのサポートは、日本文化の継承やコミュニケーションづくりのお手伝いになっている。

指導を受けながら、お花を生ける子どもたち
完成した作品(写真手前には)俳句を…

[信州民報:2020年2月6日(木)]

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