【東御市】恒例「新春書き初め大会」に50人参加コロナ禍 対策をしっかりして開催伸び伸びと「つよい心」「正月の朝」

信州民報

東御市の「新春書き初め大会」は5日、市中央公民館講堂で開いた。市の主催で生涯学習課社会教育・公民館係が担当の恒例正月行事。今年も昨年に続きコロナ禍で、対策をしっかりとっての開催だ。会場には小学1年生から中学1年生までの児童・生徒と大人約50人が参加し、市文化協会書道部会会員13人が講師として指導した。


主催者は対策をしっかり練って行い、参加者はマスクを付けて入場時に手指消毒をして参加。また会場は、対面式ではなく全員が正面(ステージ側)を向いて実施。開会に先がけ、原澤利明公民館長が「納得のいく作品になるまで粘り強く」とメッセージを送った。


指導者の同書道部会・栗原陽子会長が「元気な大きな字で書いて、新年らしい元気な作品を見せてください」とあいさつ。書道部会会員の「太く伸び伸びと」「ていねいに思いを込めて」など後押しの言葉を受け、参加した児童は筆にたっぷりと墨を含ませ、ていねいに書き進めた。


書き初めの内容は「もち」(小1)、「ひので」(小2)、「つよい心」(小3)、「生きる力」(小4)、「正月の朝」(小5)、「強い信念」(小6)など学年ごとに違い、参加した子どもらは手本を見ながら、気に入った文字が書けるまで何枚も挑戦。子どもらの周囲では書道部会会員がていねいにアドバイスし、保護者も子どもらの書道を真剣に見ていた。


今年初参加の小学校1年生・やなぎさわ れいさん(祢津小1)は、指導を受けながら「楽しい」と感想を話す。なお完成した作品は、この日から11日(火)まで市中央公民館2階ロビーに展示している。

▲コロナ対策で、会場は全員が正面を向いて行った
▲コロナ対策で、会場は全員が正面を向いて行った


 

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