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【上田市・信濃国分寺資料館で開催中!】 「蘇民将来符展」八日堂縁日図も展示 31日まで

上田市国分の信濃国分寺資料館で31日(金)まで、新春恒例の「蘇民将来符展」が開催中だ。


蘇民将来信仰は中国から伝わったとみられる民俗信仰で、「蘇民将来子孫人也(そみんしょうらいしそんひとなり)と書かれた護符を持っている者は災難をまぬがれ、その子孫は富み栄えた」という説話にもとづく。


信濃国分寺で例年1月7、8日に開く「八日堂縁日」で護符として頒布し、「大福、長者、蘇民、将来、子孫、人也」などと書かれる蘇民将来符は、同寺の檀徒「蘇民講」がドロヤナギを材料に制作している。


本展は市内の旧家から寄贈された、明治時代前期から現在までの多数の蘇民将来符を並べる。時期ごとに絵柄も異なる部分も見られ、興味深い内容だ。また八日堂縁日で境内がにぎわう様子や、蘇民将来符を頒布する様子などを昭和30年前後に写した写真パネル、蘇民将来符の由来を祭文(神前で唱える中国風の祝詞)の形で書いた、上田市指定文化財「牛頭天王之祭文」(写本)なども展示している。


さらに市指定文化財の八日堂縁日の様子を武士や庶民など総勢363人を描き込んだ「八日堂縁日図」や、明治時代の「信濃国国分寺八日堂縁日絵」(坂巻耕漁画)なども展示し、江戸時代や明治時代の八日堂縁日の様子も伝えている。


展示は午前8時30分~午後5時(ただし最終入館は午後4時30分)。水曜・祝日の翌日は休館。観覧料は大人250円、高校・大学生180円、小・中学生60円。

▲上田市指定文化財「牛頭天王之祭文」
▲蘇民将来符は時期ごとに絵柄が異なるものもある
▲「信濃国国分寺八日堂縁日絵」(坂巻耕漁画)

[信州民報:2020年1月8日(水)]

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