新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した飲食店、イベント中止で出店機会が減ってしまったキッチンカー事業者を支援しよう―と、上田商工会議所は「キッチンカー大集合!! たべるカーUEDA」を企画。
8月は新型コロナの感染拡大で開催を断念したが、9月は「テイクアウト専用」で開催を決定。初回18、19の2日間は上田市のアリオ上田・屋外イベント広場にキッチンカーが集合し、9店舗自慢のグルメが提供された。今後10月まで、アリオ上田とイオンスタイル上田で開く。
この日はカレー、サンドイッチやスープ、美味だれ焼き鳥、ホットドック、鹿のリエットパニーニ、唐揚げ・コロッケ・ポテト、ピザ・ハンバーガー、ドイツソーセージ、馬肉うどん・おこわなど、地元食材を使った〟上田のグルメ〝が販売され、来場者を喜ばせた。
このうちハイドは国の小規模事業者持続化補助金を活用し、今年6月に購入したキッチンカーで出店して関連店のカレーを提供。またConnectionは県の補助金を活用して昨年キッチンカーを購入して今回が初出店、The Cremosso+も県の補助金で購入したキッチンカーで昨秋から出店を始めたという。「キッチンカーをきっかけに、お店に来てもらえると嬉しい」と話す。
またイベント出店常連の他店は「イベントも中止になるなど出店機会が減っている。今回の商工会議所の取り組みは有り難い」とし、「それでも売り上げは減少している。厳しい状況は続くが、料理を提供することでお客様が喜んでくださることが励み」と話した。