ブドウの収穫の季節がやってきた。東御市は現在、様々な品種のブドウを堪能しよう―と、直売所で「巨峰の王国まつり収穫祭」を開催中だ。
巨峰やシャインマスカット、ナガノパープルなど、色々なブドウや旬の農産物、リンゴなどを販売。一度に3000円以上のブドウを購入した人のうち、抽選で計18人に市内産ワインや地ビール、牛肉、信州黄金シャモが当たる。期間は10月17日(日)まで。
巨峰・ブドウ農産物直売所は、▼「巨峰の里ゆらり市」営業時間は平日の午前10時~午後6時、期間中定休日なし。▼「道の駅みまき(御牧乃湯)同・午前10時~午後9時、第3木曜定休。▼「道の駅・雷電くるみの里」同・午前8時~午後6時、定休日なし。▼「JA信州うえだ直売センター東部店」同・午前9時30分~午後5時、毎週水曜定休。
また2年ぶり、「巨峰の王国まつり」を開催し、東御中央公園武道館前駐車場でブドウや地元農産物などを販売する。新型コロナウイルス感染拡大の観点から規模を縮小し、セレモニーやステージ演出はしない。また会場内での飲食は禁止とし、ブドウの試食もない。滞在時間短縮のため、今まで行っていた発送手続きは廃止し、持ち帰り用の販売だけになる。手指消毒や検温、マスクの着用などに取り組む。
巨峰の王国まつりの日時は25日(土)午前10時~午後3時・26日(日)午前10時30分~午後3時、場所は東御中央公園武道館前駐車場。問い合わせは信州とうみ観光協会℡62‐7701へ。
青木村の道の駅あおきで現在、季節を迎えた新鮮なマツタケが続々と入荷。同駅内・農産物直売所の出入り口付近に設置した、マツタケなどの専用陳列棚には大小様々なマツタケが並び、人々に季節の移ろいを感じさせている。
同農産物直売所へのマツタケの入荷は今月5日に16パック、6日に28パック、7日に33パックと徐々に増えており、8日はカサの直径が約20㌢の大きなものも含め27パックが並び、農産物直売所を訪れる人々が次々に購入していた。なお同直売所では贈答用の箱も販売している。
またマツタケのほかにも雑キノコも入荷しており現在はショウゲンジ、サクラシメジ、アミタケ、ウラベニホテイシメジなどが入荷している(入荷状況により日によって並ぶキノコは異なる)。
㈱道の駅あおき・若林崇弘社長は、マツタケについて「昨年は最盛期が10月10日~15日くらいだったが、今年は少し早い10月の頭ごろが最盛期になるのではないか」とし、「現在は生産者が標高1000㍍から収穫したマツタケを持ち込んでおり今後、標高の低いところのものが入ってくる。標高の高いところでは水分が十分あるので、後は気温と地温次第。最近は朝晩が涼しくなっているので、マツタケの条件は整っている」と話した。