【東御市】東部中2年が「働くこと」学ぶ講演会講師は地元・唐沢農機サービス代表

信州民報

「あきらめなければ夢は必ず叶う」と呼びかける講師の声に、顔をあげて聞き入る生徒ら。このほど、「働くということ」をテーマに東御市立東部中学校でキャリア講演会を開催。地元の㈱唐沢農機サービス・唐澤健之代表取締役が講師を務めた。


コロナ禍、東部中では職場体験ができないことから、地域の話を聞こうと企画。2年生208人が、同校体育館でのキャリア講演会に参加した。


同中学校では「働くこと」の大切さや意義を学び、人との関わりの中から自分を見つめるきっかけをつくることを目的に、講演会や生徒自らによる地元企業(88カ所)への訪問取材を実施。今回はその取り組みの一環で、中学2年生を対象にキャリア講演会を開いた。


この日、唐澤さんは農機具屋を受け継いだキャリアや今後の夢、世の中のお金のしくみなどを話す。また生徒とも活発に意見交換し、唐澤さんからは「働くとは何か?」「お金って何か?」など、積極的に生徒に問いかける場面も。そして「自分の人生は自分しか変えられない。あきらめなければ、それは失敗にならない。やりたいことを、あきらめずに続けることが大事」と呼びかけた。


唐沢農機サービスは農機具修理業を事業化して平成4年に創業、農機事業とインターネット事業を行う。また全国の農機具販売店が加盟する農機具流通支援サービス「ノウキナビ」を運営し、農業×ITの先駆的農業関連ビジネスを展開する。

▲東部中でのキャリア講演会の様子


 

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