【東御市】金メダリスト金藤理絵さんが指導市内全5小学校で初「水泳授業」金メダル披露に「すごい!」の歓声

信州民報

「教え方がわかりやすかった」「僕も金メダルを取れるようになりたい」―と、感想を語る小学生。東御市立和小学校と田中小学校で13日、2016年リオデジャネイロオリンピック競泳女子200㍍平泳ぎの金メダリスト・金藤理絵さんを講師に迎えた水泳授業が行われた。


世界で活躍したトップアスリートの授業は市が主催し、水泳技術の向上と将来世界を目指す児童の成長につなげるのが目的だ。金藤さんは一昨年、市のGMOアスリーツパーク湯の丸PR大使にも就任。同水泳授業も同年から開始し、一昨年は希望のあった和小と滋野小の2校で行い、昨年は中止に。今年は初めて、市内全5小学校6年生を対象に実施する。


田中小のプールで行った水泳授業では、6年生3クラス約80人が参加。金藤さんは自己紹介すると、リオデジャネイロオリンピックの金メダルも披露。子どもらは「すごい!」と歓声をあげ、金メダルを覗き込む。その後、プールに入った子どもらは「けのび」「クロール」などの練習を行い、金藤さんから「水の中に潜ってから壁を蹴る」などコツを聞き、真剣に取り組んだ。


水泳授業担当の市地域おこし協力隊・水間源さんは「湯の丸高原には今、世界と戦えるメダリスト候補の選手らがたくさん来て練習している。その選手らの目標でもある金メダリスト・金藤さんの授業で、世界を目指す人たちが身近にいるということを感じてほしい」とし、「子どもらには将来、その世界に向かっていってほしい」と話した。


なお同水泳授業はその後、滋野小、祢津小、北御牧小で実施した。

▲金藤さんが直接、子どもらに指導した
▲田中小の授業で、金メダルを披露する金藤さん


 

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