【東御市】東部中がSDGs活動の取り組み決定テレビ放送で生徒集会 宣言証を紹介8月21日には「東中プロジェクト」

信州民報

東御市立東部中学校(大塚明彦校長、677人)で1日、SDGs活動の一環で生徒集会を開催した。


同校生徒会は今年4月の生徒総会で、SDGs(持続可能な開発目標)活動に取り組むことを決定。生徒らが決めた「みんなのSDGs宣言」を証明する宣言証がこのほど、長野SDGsプロジェクト実行委(長野市)から送られてきている。


みんなのSDGs宣言では、テーマを生徒会目標「意識」「東中生の行動が世界を変える」と定め、「身の回りをより良くすることが、世界をより良くすることにつながる―そういう意識で、日常生活を自分たちでしっかり考えて判断し、行動に移せる東中生を目指していく」として、テーマを実行していく方法などを掲げる。


生徒集会は新型コロナ感染症予防のため、テレビ放送により各教室で実施。生徒会長が放送室から宣言証の到着を紹介し、8月21日に全校で取り組む「東中プロジェクト」について説明する。そして地域貢献活動及びアルミ缶や段ボールを回収・リサイクルすることが、SDGsにどう関わるかなどを伝えた。


また生徒会では、役員らが制作したSDGsのマーク付きキーホルダーを全校生徒に配布。この日、生徒会役員が各教室に届けた。キーホルダーは給食の牛乳瓶のふたに、SDGsのマークを張ったもの。「いつもSDGsを忘れないように」との思いを込めたという。


放送を終えて生徒会長は取材に、「意識をちょっと変えただけで、普段の活動がSDGsに近づくことを全校に知らせている」とし、「SDGsは一人の意識変化だけでは目標は達成できない。みんなでやる気持ちが大切」と話した。


 

▲新型コロナ感染症予防のため、テレビ放送により各教室で実施した
▲牛乳瓶のふたで作ったSDGsマーク付きキーホルダー
 

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