【上田バス】大型バスのタイヤ奥に『鳥の巣』見回り・点検中に『ヒナ5羽』発見 

信州民報

バスで鳥が子育て―。上田市蒼久保の上田バス㈱本社に停めてある、大型バス(60人乗り)の左前方タイヤの奥(サスペンション)に鳥が巣を作り、整備管理担当者が17日夕方の見回り・点検中にヒナ5羽を発見した。


同社は、路線バス車両や貸切バス車両を40台ほど並べて停めており、「5月にもタイヤ・サスペンションに巣を発見したが、ヒナはいなかったので取り除いた」とする。今回は「ヒナがいるのでしばらくそのままにし、同バス車両は使わないようにする」という。


神川が近くを流れ、自然豊かな同地では多く鳥が見られ、「ツバメは建物に巣を作るが今回、車両に巣を作ったのは『ハクセキレイ』ではないかと思う」とのこと。ハクセキレイは「広い河川、農耕地、市街地の空き地など開けた環境を好む」とされ、同地の環境は正にぴったりだ。


「人にも、鳥にも、やさしく」と、営業を続ける上田バス。『ハクセキレイ』の巣立ちまで、温かく見守っていく。

▲このバスに「巣」が作られた
▲「親鳥」だろうか、敷地内を行ったり来たり…(18日)

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