上田創造館で「子ども夢フェスタ」 コロナ対策で事前予約・少人数制で上田市

信州民報

上田市の上田創造館はこのほど、2日間にわたり「子ども夢フェスタ」を開催。子どもたちが工作や体験を楽しめる6つのブースを設け、新型コロナ対策を徹底して事前予約・少人数制で行った。


同館ボランティアスタッフによる工作は初日に「時計つきフォトフレームを作ろう!」を、2日目に「ダンボールで『かぶと』を作ろう!」を実施。小学生らが保護者と一緒に熱心に取り組んだ。


東信レクリエーション協会は「かんたんプラネタリウムを作ろう!」とし、ダンボール箱を用いて星空空間を楽しめる工作を行った。星座や好きな形の小さな穴を開け、セロハンテープを貼ってマジックで色付けし、段ボールの中を見上げると星空(宇宙空間)が広がるというもの。「この星座は何ですか?」と質問する子どももおり、科学に興味を持つきっかけにもなったようだ。


人気の「電車」コーナーは2つで、「でんしゃひろばとれいんとれいん」は可愛いキャラクターがずらりと並ぶ夢の空間を、色々なキャラクター電車が走る。「チコちゃん」の電車や「鬼滅の刃」の電車、花火のラッピング新幹線も走り、見ているだけでも楽しいうえに体験運転やカメラカーもあり、子どもらは目を輝かせて楽しんでいる。

 長野大学鉄道同好会N鉄の鉄道模型には、千曲川橋梁のジオラマが登場。復旧した別所線を祝うように「赤い鉄橋」が展示され、子どもも大人も楽しませた。また別所線の復旧を中吊り広告で応援した、「別所線かけはしプロジェクト」の取り組みを紹介する展示もある。


さらに「けん玉級位認定会」(NPO法人日本けん玉協会認定)や、同館・科学ボランティアグループによる「おもちゃにさわって楽しんで!! おもちゃ病院」コーナーも。一生懸命にけん玉に挑戦する姿や、手作りおもちゃを楽しむ姿が見られた。


コロナ禍で工夫を凝らして行った同イベントは、「募集まもなく定員に達した」という人気ぶり。参加者は「楽しく、素晴らしい内容。良い体験ができた」と笑顔だった。

▲長大N鉄の千曲川橋梁のジオラマ。子どもたちはカメラカー・体験運転を楽しんだ
▲「でんしゃひろばとれいんとれいん」では、子どもたちの目が輝いた

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