トータルビルメンテナンスや清掃管理などを行う、㈱エム・ジェイ(上田市吉田)はこのほど、上田市に「アルコール除菌ジェル」500mlボトルを1万8000本、寄贈した。
この日は喜多友一代表取締役会長と峰村公治副社長、喜多和也副社長が佐藤論征市議と共に来庁。喜多会長は「昨年1月、創業25周年記念式典を行った後に新型コロナが感染拡大し、当初は衛生用品が不足した」とし、「その後は充足してきたが今、第4波というなか市に除菌用品を寄贈したいと考えた」と伝える。さらに「社訓は『感謝』。平成5年に創業し、地元の上田市に貢献したいという気持ちから、アルコール除菌用品を用意した」と、市長に経緯を話した。
土屋陽一市長は「市は警戒レベル4にあり、マスクや手指消毒などの予防実践が重要。ワクチン接種は5月から開始予定で、いただいたアルコール除菌ジェルは接種会場でも活用させていただくなど、大切に使わせていただく」と、お礼の言葉を述べる。
なお市の新型コロナウイルス感染症対策室は、「市内の幼・保育園や学校などでも活用していきたい」としている。またエム・ジェイは他にも、市内真田町のいずみ幼稚園、かりがね福祉会へ同様のジェルを1000本、上田西高校へスプレー約l200本を寄贈した。