上田商工会議所(栁澤憲一郎会頭)はダイドードリンコ㈱の社会貢献活動に賛同し、市立清明小学校(菊池秀樹校長、313人)に防犯カメラ1基を寄贈。17日、同小で贈呈式が行われた。
ダイドードリンコでは自動販売機の飲料を買うことにより、その収益から近隣の小中学校に防犯カメラが寄贈できる、特典つき自販機の設置を昨年に提案。上田商議所は今年1月から、県内第1号機を1階ロビーに設置した。同枠組みによる防犯カメラの寄贈は、県内では初となる。
この日は栁澤会頭と浅川博章上田警察署長、ダイドードリンコ関係者らが清明小校長室を訪問。菊池校長から「早速、人通りの少ない児童館が見渡せる場所に設置した。これまで以上に安心して学校生活が送れる」と感謝を伝えると、栁澤会頭は「ダイドーの提案に賛同した。子どもは地域全体の宝、見守っていくのが責務。防犯カメラ設置が安全の一助になれば」とあいさつした。
菊池校長から感謝状が贈られ、栁澤会頭は「未来を担う子どもたちの安全と安心にお役立てを」とする寄贈目録のクリスタルの盾を贈呈。児童会長の清水さん(6年)が「防犯カメラ寄贈は私たちにとっても、学校や学校周辺にとっても安全と安心を与えてくれる贈り物」と、お礼の言葉を伝えた。
防犯カメラは、同小北側の体育館と駐車場の間の屋根に設置された。菊池校長は、取材に「同小の入り口は3カ所あり、正門と西門は民家やJAがあって人通りも多いが、北側は人通りが少なく駐車場や夜7時までやっている児童館もある。安心安全は絶対欠かせない」と話した。
なおダイドードリンコでは、小中学校へ防犯カメラを寄贈する社会貢献事業への参加企業を募っている。問い合わせは同社中部営業部長野オフィス℡026-267-5126(小松さん)へ。
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