五十年前の今日の見出し 昭和45年8月 第6479號
▼70歳以上無料診療に 圧倒的多数で要望可決 来年の老ク県連は上田で開く
県老人クラブ連合会総会は来春、上田市で開かれることに二十四日、中野市で開かれた今年度の大会で決定した。ことしの県老人クラブ連合会大会は中野市市民会館に、県下老ク代表その他千二百人が出席して開会。功労者表彰のあと西沢知事、木内国務大臣などの祝辞のあと、「老人クラブの社会性を高めるために」と題して上田の喜多尾、茅野の山田、上山田の寺沢の三氏から意見発表があり、次いで研究討議の分科会に移り一部(年金=七件)、二分(医療費=八件)、三分(施設制度=六件)の協議を行ったが、医療費では「七十歳以上を無料にする」という案が圧倒的だった。…
▼武石は小県の最高=町村職員平均給料調べ
東信事務所は地方公務員の給与などに関する基礎資料を得る目的で、四十五年度の地方公務員給与調査の結果をまとめた。それによると管内二十四カ町村の職員数は二千五百二十七人、平均給与月額三万八千円、平均年齢三十四歳三カ月、職員一人当り人口八十五人である。このうち平均給料四万円以上のところは臼田町四万二百円、御代田町四万四百円、丸子町四万五百円、武石村四万七百円、坂城町四万一千円、戸倉町四万三千五百円で、一位戸倉、二位坂城、三位武石の順となっている。四万円以下で最高は青木の三万九千五百円で…
▼真田線電車廃止=会社側とも話合う
上田市の上田交通真田・傍陽線廃止反対期成同盟会は上田市役所で会合を開き、代表らが新潟陸運局に同線廃止反対の陳情を行った経過報告をした。広瀬新潟陸運局長はこの中で「ただ廃止するのをやめてほしい―と言うばかりでなく、上田交通の廃止理由の起点となっている年間三千五百万円の赤字をどう処理すべきかなど今一度、沿線…
▼東部町広報保存コンクール入賞
【田中】広報では各所でのたびたびのコンクールに入賞している東部町広報が百号発行を記念して「広報紙保存コンクール」を募集したところ四十人の応募者があり、最高九十九部を保存しているものが二人、高木幹夫(県)、小野沢一利(原口)の次に九十八部が三人あった…
