季節に合わせて日本列島を移動するチョウ「アサギマダラ」が、長野県にも飛来。《写真上》は、夏空の下で優雅に飛ぶアサギマダラの様子だ。
アサギマダラは、翅の模様が鮮やかな「大型のチョウ」で、長距離移動することで有名。成虫は長年、マーキング調査も行われている。盛夏には、山地や高原などでよく見られる。
なお九州以北で成虫が見られるのは、5月から10月くらいという。
また涼しい高原には、夏でも色鮮やかな「高山植物」が咲き誇る。《写真左》は、美ヶ原高原の高山植物「キオン」が咲き誇る様子で、チョウがよく蜜を求めてくる。花の時期は8~9月で、1㍍位になる多年草。この時も、チョウが蜜を求めて舞っていた。
【撮影は8月、井澤昇記者】

