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【上田市】『ありがとう ため池まつり』にぎわう! 塩田平の雨乞い行事「百八手」には200人 「ため池コンサートin舌喰池」も… ため池を愛する会

▲池のほとりの憩いの広場でコンサートも行われた

地域の宝「ため池」に親しんで―と、来年秋に上田市で開く「全国ため池フォーラムin長野大会」のプレイベントとして5、6の2日間、市内手塚の舌喰池周辺で「ありがとう ため池まつり」を開催し、大勢の人でにぎわった。塩田平のため池を愛する会の主催で、ため池がつくられた理由や現在の利用法、将来の活用方法がどの様に認知されるかをPR。ため池の重要性を知ってもらおうと、企画したものだ。
 
5日夜は、まつりのメインイベントで江戸時代から伝わる塩田平の雨乞い行事「百八手(ひゃくはって)」を開催。全国から約200人が参加し、大いに盛り上がった。百八手は塩田地域で昔から行われていた雨乞い行事で、当時は池の周りに並んだ村人が持つ松明に火を灯し、雨を降らせてもらえるよう神に祈ったという。近年ではイベントとして行うこともあったが、本来の雨乞いとしては約70年前に行われたのを最後に途絶えていた。
 
同会所属・大口義明さん(塩田平ボランティアガイドの会会長)は「雨乞いは行事というより生活の一環で当時は塩田地域全域で行い、見晴らしの良い舌喰池から見ると色んなところに明かりが見えてきれいだった」という。この日は全国から集った参加者が池の周りに並び、一斉に松明に点火。「あーめーふーらせたんまいなー」と、松明の火が消えるまで繰り返し祈り、古の人々の米作りの苦労に思いを馳せた。
 
大口さんは「全国ため池フォーラム開催に合わせ、百八手を復活させようと計画した。来年も行い、その後も継続できたら」と語る。またまつりでは「塩田平ため池・札所めぐり」や「塩田フードフェスタ」、公立大学法人長野大学が共同企画した「ため池コンサートin舌喰池」も開催。舌喰池に整備した「憩いの広場」で和太鼓演奏や沖縄民謡の演奏が行われ、塩田平の民話の語りも行った。
 
▲夜は舌喰池の周りで百八手が行われ、全国から大勢が参加した


[信州民報:2019年10月8日(火)]


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