1. HOME
  2. ブログ
  3. エコマラソン長野 上田千曲高が初出場で3位完走!地元企業と連携しエコカーづくり 持続可能な地域社会に貢献を…

エコマラソン長野 上田千曲高が初出場で3位完走!地元企業と連携しエコカーづくり 持続可能な地域社会に貢献を…

▲車両製作したメンバー

上田市中之条の県上田千曲高校電子機械科・機械科の3年生8人は、課題研究の授業で今年初めてエコランレース車両を製作。このほど、長野市で開かれた「エコマラソン長野2019」に出場し、3位完走した。
 
エコマラソン長野は自作のエコカーづくりを通じ、技術力あるエンジニアの育成や環境保全、学校教育活動のほか持続可能な地域社会に貢献しようと、毎年開催するエコランイベントだ。自作エンジンクラス、自作EV(電動)クラスなどがあり今回、同校は電池40本を電源にしたEVクラスに初出場。約650㍍の周回コースを10周してその電費を競い、電費記録240・570㌔㍍/㌔㍗アワーを記録した。
 
同校工業科(機械)・中村賢二教諭、同校進路指導係・川島國裕さんの指導でエコランレース車両を製作したのは、電子機械科の山崎颯太さん、新井汰斗さん、松﨑悠汰さん、丹羽世成さん、林正太朗さん、白井拓さんの6人と機械科の関春樹さん、堰口穂飛さんの2人の計8人。
 
地元企業の㈱アルカディアへ、一から設計した設計図を持参して生徒らが打ち合わせをし、同社から技術・材料の提供を受けて、オールアルミの車体パーツを製作。県工科短大生産技術科・早川権准教授から、モーターに関する技術指導も受けて組み立てを行った。8月末の大会に向けて約1カ月弱で調整まで行う厳しい日程のなか、ほとんど長距離のテスト走行なども行えない状況で出場したという。
 
中心となって組み立て作業などを行った林さんは、「組み立て後、最初に走らせるまでに車両を一輪で支える、車両後方の強度不足の改善が難しかった。大会に間に合わせるために最後の1週間は居残りして、ゆがみなどの改善に取り組んだ」と苦労を語る。
 
大会では走行中に車両が停止してしまうトラブルもあったといい、メインドライバーの山崎さんは「後もう少しで完走というところで止まってしまい、びっくりした。欠陥だらけだったので、テスト走行無しの状況で完走できてよかった」と振り返った。
 
中村教諭は「木を車体に使う他校と異なる軽量なオールアルミの車体ができたのは、企業との連携があったから」とし、「企業との連携で最新技術を学び、総合技術が必要な車の組み立てをすることで生徒らの勉強になった。機械科でもこうした取り組みをしていることを、地域の皆さんに知ってもらいたい」と語る。
 
なお同校では、エコランに関して「今年から継続的に取り組みたい」とし、11月23日(土)開催の「Ene‐1GP MOTEGI」に今回作った車両を改良して出場予定だ。次の大会に向け、林さんは「出るからにはトラブルがないように、一つひとつ問題を潰してチームのみんなと協力して取り組みたい」とし、山崎さんは「初めての挑戦だが、完走という形で結果を残したい」と、それぞれ抱負を語った。
 
▲調整・テスト走行を繰り返し、次の大会に備えている


[信州民報:2019年9月26日(木)]


《情報元》信州民報新聞社
《購読のお申込み・お問合わせ》
TEL:0268-22-7355
お問い合わせフォームはこちら


[広告]

 

関連記事

月を選択