3つの全国大会に出場する、上田市の少年硬式野球チーム「上田南リーグ」は18日、市庁舎に土屋陽一市長を表敬訪問し、大会への抱負を語った。同チームは「シニア」(中2、3年)、「リトル」(小6、中1年)」「マイナー」(小4、年)、「ファーム」(小3年以下)」の4クラスを持ち、上田市小泉の日置電機㈱グラウンドをホームとし、活動する。
リトルチーム(18人、古沢一貴監督)は、信越連盟各ブロック(東北信、中南信、新潟)予選を勝ち抜いた16チームによるトーナメント戦で優勝。第52回「全日本リトルリーグ野球選手権大会」(20~22日、上田市県営上田球場他)に5年ぶり4回目の出場を決めた。同大会優勝チームは、米国で開く世界大会に出場する。
シニアチーム(23人、小澤達也監督)は、信越連盟44チームによるトーナメント戦で3位となり、日本リトルシニア第46回「日本選手権大会」(8月1日~5日、東京神宮球場他)へ4年連続8回目の出場を決めた。
また信越連盟各ブロック(東北信、中南信、新潟)予選を勝ち抜いた16チームによるトーナメント戦で準優勝し、JA共催トーナメント日本リトルシニア第9回「林和男杯国際野球大会兼北海道連名創立45周年記念全国選抜野球大会」(25~30日、北海道札幌丸山球場他)へ3年ぶり4回目の出場を決めた。
この日は倉沢章会長、臼澤雄一副会長ら役員と各監督、シニアの中3生6人、リトルの中1生12人が市庁舎を訪問。シニアの織茂秀喜主将(投手)は「ホームランも打ちたいし三振もたくさん取りたいが、チームの勝利に向け自分らしくプレーしたい」と述べ、他の選手も「全力で頑張ります」と抱負を語る。
シニアチーム・小澤監督は「中3生がよくまとまり、チームを引っ張っている。ベスト8が目標」とし、リトルチーム・古沢監督は「選手は普段の生活を含め、あらゆる面で成長した。全国大会が上田で開催されるようになって、3年目に初出場。頂点を目指したい」と述べた。土屋市長は「抱負を述べる姿に力強さを感じた。一球入魂。支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れず、ボールに心を込めて頑張って」と激励した。


[信州民報:2018年7月20日(金)]

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