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ロボット導入で草刈り作業の負担軽減を!上田市で「ラジコン式草刈りロボ」のデモ 東信州次世代イノベーションセンター

農作業の省力化+体験サービス 急傾斜地でも走行可能に期待!

急傾斜地などの草刈りにロボット導入で負担軽減―。東信州次世代イノベーションセンター(岡田基幸センター長)は25日、上田市古安曽の圃場で、同センター開発プロジェクトの一つ「ラジコン式草刈りロボットの実用化支援」の取り組みとして、デモンストレーションを実施。
 
同センターでプロジェクト企画や次世代産業の創出を担当する、選任コーディネーター・滝沢一秀さんはじめ同センター事務局職員、ラジコン式草刈りロボット製作の㈱牛越製作所(岡谷市)担当者らが参加し、滝沢さんが借りている土地でデモを行った。
 
同事業は平坦地に比べて畦畔法面の割合が高い中山間地域で、担い手の大きな負担となっている「草刈り作業」を、ロボットの導入で負担軽減しようというもの。農作業の省力化に加え、草刈り作業自体を楽しむ体験サービスになることも期待できる。
 
この日、デモを行ったのはモータで駆動するクローラを装備し、エンジンで回転させる刃で草を刈るラジコン式のロボット。現在は開発中だが既製品よりも価格を抑えているほか、45度程度の急傾斜地でも走行が可能で、草刈りが必要となる急傾斜地の棚田などでも運用が期待されるものだ。
 
プロジェクトを開始した昨年も同じ場所で、市農林部や農協関係者らが参加し。デモをしている。参加者らは牛越製作所担当者のコントロールで、どんどん草が刈られていく様子を視察。ロボット自体の走行速度が速く、方向転換も迅速に行える一方、草を刈り取る性能などには改善の余地も見られた。
 
草を刈る様子を視察し、自身もコントロールを体験した滝沢コーディネーターは「昨年は草をなめている感じだったが、今回は草を切っているので性能が向上している。スピードの操作が難しいが、ラジコンでやってみたいという人は楽しめる」とし、「そのうち遠隔操作で刈ることができるようになるのでは」と、可能性に期待を寄せた。
 
さらに「プロジェクトは少しずつ興ってきているが、根付いていくには時間がかかる。プランは絵に描いた餅で終わってしまうことが多いが、実際に地域課題を解決するための実行を、どんどんしていきたい」とした。
 
東信州次世代産業振興協事務局・清水一郎さん(市商工課)は「ラジコン式草刈りロボットは、千曲市や飯山市などでもデモをしている。この地域でもJAや個人らで、棚田の草刈りなどの困りごとがある。反響があれば他の場所でもデモを行いたい」と話した。
 
なお同センターでは他にも、「超高齢化社会を救う、人に優しい〝着る〟ロボットの事業化支援」「時代を先駆ける、スマート農業加速化プロジェクト事業支援」との、国の補助も受けて進行している取り組みや今回のプロジェクトなど、計7つを公表している。
 

▲ラジコン式草刈りロボットのデモを行う


[信州民報:2019年7月27日(土)]


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