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蚕飼姫プロジェクトが養蚕スタート! 「蚕都上田」復活目指し「春蚕」飼育 信大繊維学部・人工飼料蚕室で行う


▲「繭友」メンバーが人工飼料を与える

「蚕都上田」の復活を目指し、養蚕から製品づくりに取り組む「蚕飼姫(こがいひめ)プロジェクト」はこのほど、上田市常田の信州大学繊維学部人工飼料蚕室を訪れ、春蚕の飼育を開始した。
 
同蚕室では同大応用生物科学生らが実習を行い、地域貢献事業として蚕飼姫プロジェクトなど、地域の団体などの体験実習を受け入れている。
 
この日は同大技術専門職員・伊藤隆さんのアドバイスを受け、同プロジェクトに参加している信州上田繭クラブ「繭友」メンバーが、「掃き立て」を行った。掃き立ては、ふ化したばかりのカイコ(蟻蚕)に初めて桑の葉を与える作業で、方法は複数あるが同大では桑などを原料とする、人工飼料をすり潰して与える。
 
同プロジェクトが飼育するのは普通蚕品種「春嶺鐘月」を6枚(12万頭)で、この日は同メンバーがプロジェクト事務局担当の㈲藤本・佐藤元政代表取締役が見守る中、作業を実施。伊藤さんらが蚕座紙に広げた体長数㍉の小さな蟻のような蚕に、おろし金で人工飼料をすり潰して与え、「元気に育って」と成長を祈った。
 
今後は、稚蚕期(1~3令)は無菌状態の人工飼料蚕室で、温度・湿度を管理して飼育。壮蚕期(4~5令)は部屋を移して、桑を与えて飼育する。この間、プロジェクトは桑を与えたり食べ残した桑や糞を取り除くなどの作業を行う。熟蚕となったら繭を作る準備をし、6月下旬には収繭を行う予定だという。
 
佐藤さんは、「蚕は繊細。飼育作業をていねいに行い、成長を見守っていく」と話した。


[信州民報:2019年5月23日(日)]


《情報元》信州民報新聞社
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