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【上田市】障がい持つ人が外に出かける環境を!市街地で初の「バリアフリーツアー」 CIL上田グローピングが企画


▲点字ブロックの状況を確認する井出さん(電動車イスに乗るのが井出さん)ら
 
「健常者・障がい者」という区分けの無いダイバーシティな共生社会に向けて―。「CIL上田Groping(グローピング)」(井出今日我代表)と有志ら約10人は20日、今回初めて市街地で「バリアフリーツアー」を行った。
 
井出さんは筋肉の疾患により、24時間の介助を受けながら電動車イス生活をしている。そんななか「障がいがあっても、健常者と変わらないことを知ってもらいたい。知ってもらうことが共生社会の第一歩」とし、障がいを持つ当事者が福祉サービスの提供者として、障がい者の自立を支援するCIL(自立生活センター)上田Groping代表として、小・中・高校で講演会などを精力的に行っている。
 
今回のバリアフリーツアーは、知り合った石合裕太市議と1年半ほど前から計画してきた。「障がいを持つ人たちが、もっと外に出て行ける環境をつくりたい」と、街中の施設情報だけでなく、周辺道路の環境や点字ブロックの状態など、当事者らが利用しやすい環境になっているか―といった情報も含め、発信する「バリアフリーマップ」作成に向けて行われたもの。
 
この日は井出さんのほか、視覚障がいを持つ人や支援者の健常者らが参加。当事者の視点から課題を確認するため、健常者も車イスに乗って上田駅や上田市観光会館、上田城など市街地を回り、当事者の視点で危険箇所や改善点などを点検した。
 
上田駅では点字ブロックの設置状況や多目的トイレの状況を視察し、視覚に障がいを持つ参加者は点字ブロックについて「足の裏からの情報はほしいが、どこに点字ブロックがあるか探すのも難しい」など、課題を確認。その後も市街地の歩道の点字ブロック劣化状況や歩道の狭さ、誘導音の無い歩行者用信号機など様々な課題を点検。また活動を広げていくための方策なども話し合った。
 
井出さんは「障がいを持つ当事者がもっと外に出て行き、多様な社会の推進者になってほしい」と思いを語る。なお今回のツアーの結果は行政などに報告し、改善を求めるとともにインターネット上で危険箇所などの情報を発信しながら、最終的にバリアフリーマップとしていく予定だ。
 


[信州民報:2019年5月22日(水)]


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