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【上田市】被災地の里山救済たねぷろじぇくと  塩田西小5年「苗木のお見送り会」 6月「植樹祭」で育てたコナラ植樹


▲小学生から大学生に「苗木」を受け渡す
 
東日本大震災で津波被害を受けた、宮城県南部の海岸防災林と里山の再生に取り組む「たねぷろじぇくと」。上田市下之郷の長野大学・高橋一秋教授が2012年にネットワークを立ち上げ、翌2013年から長大と市立塩田西小学校、地元・宮城の小学校が協働で、被災地で採取した種子からコナラやクヌギの苗木を育て、植樹を進めている。
 
6月9日(日)は第5回植樹祭を、宮城県山元町の海岸防災林再生地と同町立坂元小学校で開催。長大から学生と教員、塩田西小から児童と保護者ら全員で約55人が参加し、宮城県の小学生や協力団体と共に「たねぷろじぇくと」が育てたコナラの苗木を植える予定だ。この植樹祭に向け塩田西小(鎌倉克仁校長、273人)で13日、「苗木のお見送り会」が開かれた。
 
同校は3年生が10月にペットボトルの鉢に種まきし、4~6年生が3年かけてコナラの苗木を育て、5年生になると一部児童が植樹祭に参加し、上級生から受け継いだ苗木を植栽する。この日は高橋教授とプロジェクトメンバーの長大生が小学校を訪問し、5年生43人が「お見送り会」を行った。
 
児童から苗木を渡されると、大学生は「ペット鉢の重みから責任を痛感する」と話し、「代表児童と共にしっかり植えます」と話す。また植樹祭に参加する児童は「津波から地域を守るよう、コナラが大きく育つことを願っています」と語った。今回植栽する苗木は今春、同校から巣立った卒業生が育てたもので、「ペット鉢40個を育成したが、育ったのは7鉢」という。
 
また再生地で枯れてしまう苗木もあるそうで、「苗木にとって厳しい環境ではあるが、少しずつ再生が進み来年には植栽が完成し、次の植栽地に移動する予定」と話した。なお長大ではクヌギを育成し、また長大生は月1回ほど、植栽地に行って苗木の管理を行っているという。


▲3年かけて育ったコナラの苗木を笑顔で観察する児童ら。(写真右は)長大・高橋教授


[信州民報:2019年5月15日(水)]


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