上田市古里に6日、「家電住まいる館YAMADA上田本店」(轟雅浩店長)がグランドオープンした。同店は㈱ヤマダ電機(三嶋恒夫代表取締役社長、本社=群馬県高崎市)の旧上田店を改装したもの。
同社は家電製品から家具、インテリア雑貨、リフォーム、住宅まで快適住空間をトータルコーディネート提案する店をコンセプトに、全国で新業態店舗の展開を進めている。上田本店は長野市、松本市に続き県内3店舗目だ。
店内には、同社が経営するカフェ「CAFE RESTO」や「住まいなんでもご相談受付コーナー」が設置されているほか、寝具・寝装品やカーテンなどインテリア関係の商品も充実。来店者がゆっくりと休憩できるカフェは、お客がリフォームやインテリアに関する相談にも使えるという。なお住まいなんでも相談受付コーナーでは、リフォームや家の屋根・外装、水のつまりなど住まいに関して各種の相談を受付ける。
また家電製品でも、テレビのコーナーでは同社オリジナルのソファなども合わせて展示。家で実際にテレビを見る環境に近い形で見せることで、商品のみならず住空間を提案している。同社は今後、オリジナル商品も増やしていくという。
同社経営企画室広報部・小野浩司部長は「家電量販店のお客さんは男性客が圧倒的に多く、目的のものを買ってすぐに帰られる方が多かった」とし、「店内の音楽や照明などもこれまでより少し落ち着いたイメージとし、女性や家族連れらこれまでと異なった客層の方にも多く来店していただき、ゆっくりしていただけるよう改装してある」と説明した。
同店は家電製品を中心としつつ、それらに合わせたインテリアなど部屋のコーディネートを含め、トータルに提案できるような店を目指していくという。
[信州民報:2018年7月7日(土)]
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