上田警察署は3日、「交通死亡事故多発警報」(6月29日~7月8日)が発令されたことから、上田市の県道長野上田線上田橋北信号交差点付近で緊急街頭指導所を実施し、交通安全を呼びかけた。
同警報は県内で24~29日にかけ、大型自動二輪の運転者や歩行者が死亡する事故が4件発生したことなどから発令されたもの。上田署管内では同期間内の死亡事故は発生していないが、交通事故防止を呼びかけるため車の交通量が多く、啓発効果の大きい同交差点で活動を実施した。
この日は同署員や上田交通安全協会会員、地域交通安全活動推進委員ら約30人が、「子どもと高齢者にやさしい運転を」「チャイルドシート シートベルト着用徹底!!」などと書かれた旗を持って啓発。赤信号で停止した車のドライバーらには、啓発チラシや子どもの交通事故防止を呼びかけるポケットティッシュなどを配布し、事故防止を呼びかけた。
なお上田署管内で、今年1月1日~7月2日までに発生した交通事故は367件で傷者は464人、死者は2人だという。
[信州民報:2018年7月5日(木)]
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