【上田市社協】 抱っこで親子の絆を深めよう! 川西公民館でベビーダンス教室 赤い羽根共同募金配分金を利用

信州民報

上田市社会福祉協議会は28日、市内川西公民館で「ベビーダンス教室~抱っこで親子の絆を深めよう~」を開き、母親と生後4カ月~1歳4カ月ほどの赤ちゃん約20組が参加した。


ベビーダンスは、赤ちゃんを抱っこひもで抱いた状態で音楽に合わせて身体を動かす、有酸素運動のプログラム。赤ちゃんと触れあいながら五感で楽しむエクササイズは、母親の産後のストレス発散になるほか、赤ちゃんの寝かしつけにも効果的だという。


本教室は、赤い羽根共同募金配分金を利用した事業として、昨年から上田地区で始めたもので今回は3回目。


この日は県内初のベビーダンス協会認定インストラクター、NPO法人うえだミックスポーツクラブ・山本美枝さんが講師を務めて指導。山本さんは「寒暖の差が激しく、身体が疲れてくる季節」として、赤ちゃんや母親らの身体の状態をチェックする準備運動を実施。

その後、抱っこひもで赤ちゃんを抱っこした母親らは、サンバのリズムの音楽に合わせて前後左右にステップを踏む、屈伸運動などを行い約1時間にわたって汗を流した。


市社協地域福祉推進課・荻原宏樹課長補佐は「子育て中の親は近所との付き合いが無かったり、家に閉じこもりがちになってしまうので、本教室が外出の機会となればうれしい」とし、「高齢者や福祉の方面に使われるという、印象を抱かれがちな赤い羽根共同募金の配分金だが、子育て支援にも使われていることを若い世代に知ってもらいたい」と語った。
 

▲抱っこひもを使って、触れあいながらベビーダンスで汗を流す
▲親子で触れあいながら、楽しく準備運動をする親子
 

[信州民報:2018年6月30日(土)]

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