2018
10.13

県内初 お年寄りに元気と笑顔を届けよう 落語家・鶴笑さん多彩な芸を披露 介護老人保健施設・御所園で開催 上田市内

ニュース, 信州民報

「笑う門には福来る」。上田市御所の介護老人保健施設・御所園(特定医療法人丸山会)に11日、落語家の笑福亭鶴笑さん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)が訪問。小噺やパペット(人形)を使った落語、南京玉すだれ、紙切りなど多彩な芸を披露し、鑑賞した施設利用者約70人を笑わせて楽しませた。
 
同訪問は、「全日本おむつ団ボランティア演芸会」として行われたもの。鶴笑師匠が2012年にたった一人で、100カ所の施設をボランティア訪問したことから始まった。翌2013年からは、日本フィランソロピー協会と王子ネピアが活動を支援。2016年には鶴笑師匠の活動に賛同する、東西10人の落語家ら有志が集まり「全日本おむつ団」を結成した。
 
王子ネピアがオムツを製造・販売していること、そして〟オムツをしても笑おう〝との思いから名付け、「お年寄りに元気と笑顔を届けよう」と全国をボランティア訪問。今年度は80カ所で行うという。
 
鶴笑師匠は六代目笑福亭松鶴に入門し、落語家になった。1990年のニューヨーク公演を皮切りに、世界各国で人形を使った「パペット落語」を披露。2006年には「国境なき芸能団」代表として、笑顔を届ける活動を通して国際貢献に取り組むように。パペット落語は2015年には、厚労省認定の児童福祉文化財となっている。
 
ボランティア演芸会は2011年の東日本大震災をきっかけに、「必ず『笑い』が必要になるタイミングがある」と始めたという。この日は上田市住吉でサクラケア上田店を経営するメディカルケア㈱(千曲市)が共催し、長野県では初めて同演芸会を開催した。
 
この日、施設を利用する高齢者は鶴笑師匠の日本昔話を題材にした小噺、パペット『つる吉』を使った落語に大笑い。南京玉すだれで「東京タワー」、紙切りで「浦島太郎」「くまモン」などを披露すると、大きな拍手を送って大喜びだ。さらに脚に孫悟空と青鬼をつけ、身体全体を使って落語「西遊記」を披露すると驚きと感動、笑い声が最高潮に達した。
 
最後は利用者と写真を撮ったり、色紙や紙切りの作品をプレゼントしたりと大サービス。施設職員は「利用者さんの大きな声で笑う姿を見て、来ていただき本当に良かった。感謝です」と話した。


▲「パペット落語」に、興味津々の施設利用者


▲落語「西遊記」では手作り人形が次々と…。右足に付けたのは「孫悟空」


[信州民報:2018年10月13日(土)2面]

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