【上田市】先進地から学ぶ「ごみ減量講演会」 緊急の課題はプラごみの正しい分別 京都市ごみ半減プラン取り組み紹介

先進地から学ぶ「ともに考えよう、暮らしとごみの減らし方」をテーマに上田市は9日、ごみ減量講演会を市中央公民館大会議室で開催。会場には自治会長や住民、事業者ら約150人が参加した。
 
この日は市民や事業者、行政のパートナーシップ団体「京都市ごみ減量推進会議」の堀孝弘氏の講演などを実施。上田市の山口泰芳生活環境部長は「循環型社会の実現に向け、ごみの減量は喫緊の課題」と伝え、市ごみ減量企画室からは市ごみ処理基本計画」(18~27年度)と、市ごみ減量アクションプラン(18~22年度)を説明した。
 
また3R(リサイクル、リデュース、リユース)の実践についても言及。ごみ総排出量や可燃ごみ排出量の減量などについても触れ、目標達成のアクションとして「生ごみの3切り(使い切り、食べ切り、水切り)」「減量は正しい分別から」などを示した。
 
市資源循環型施設建設関連事業課は、資源循環型施設(統合クリーンセンター)の整備基本方針を示し、「ごみ減量化・再資源化推進の状況から、焼却処理能力は現在の約半分、コンパクトな施設になる」と説明。建設候補地に清浄園用地を選定した理由について話し、「反対の声や迷惑施設と懸念されていることをしっかりと認識した上で、行政として最善の対応をしていく」と伝えた。
 
また緊急の課題とし、市容器包装プラスチック事業協同組合・竹原健二代表理事が「プラマーク付きプラスチックごみの現状と正しい分別」について説明。「上田市が排出するプラごみの汚れがひどいと指摘されている。ランクDとされ、このままでは処理できなくなる。改善が急務」とし、食品残さやオムツ・木くず・点滴袋などの不適合物、ライター・カミソリなどの危険物が混入し、プラごみの約半分が不適合となっている現状を伝える。そして「職員が手作業で分別しているが不適合物が増え、対応できなくなっている」とし、「各自治会で対策を講じるなど、緊急対応をお願いしたい」と訴えた。
 
堀氏は、京都市のごみ半減プランに向けた取り組みを紹介。「3Rで広まったのはリサイクルばかり。でも大切なのは2R」とし、リデュース(ごみを出さない)、リユース(繰り返し使う)を広めるには「人を集めて啓発するのではなく、人のいるところに出向き具体的で役立つ情報を提供すること」とし、子育てや防災と関連付けたごみ啓発イベントを行っていることを伝えた。
 
また「京都の文化の根底に『緑茶』がある」とし、「リーフ茶の普及でペットボトルを減らそう事業」に取り組み、美味しいお茶の淹れ方と2Rに関する情報を合わせた「2R茶会」の内容と成果を話し、「今こそ脱プラ、実践が大事」と伝えた。


▲「京都市ごみ減量推進会議」堀孝弘氏が講演


[信州民報:2018年10月12日(金)1面]

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