2018
09.21

上田千曲高 社会で共に暮らすための貴重な学習  生徒が県身体障害者卓球協選手と交流 継続的交流で障がい者スポーツ体験

ニュース, 信州民報

上田市中之条の上田千曲高校生活福祉科3年生10人は19日、「障がい者スポーツ体験」として同校同窓会館卓球場で、県身体障害者卓球協会選手らと交流した。

同生活福祉科は、地域の福祉関係機関や当事者らと連携した福祉・介護に関する学習活動を推進。障がい者福祉施設や介護施設を訪問しての実習、障がい者スポーツ体験も授業に取り入れている。

担当の知久朱美教諭は「障がいのある人とスポーツを通して交流することで、障がい者福祉についての理解を深めたい」とし、「これまでブラインドサッカー、車いすバスケットを体験した。今年度は市社会福祉協議会の仲介で、卓球協会のみな様と継続的な交流を行う」と話す。継続的な交流は初めてで、「大変有り難い。交流が深まれば、地域の子どもや高齢者を交えた活動も可能となる」と語る。

この日は、同卓球協会の山本高之事務局長ら7人が同校を訪問。卓球選手は5人で、なかには世界大会出場者もおり2グループに分かれて1時間ずつ、卓球とレクリエーションで交流した。

卓球では軽いラリーから始め、慣れてきたところで選手が高校生にラケットの持ち方、打ち方、さらに逆回転などの技を伝授。レクリエーションでは、シュレッダーで裁断された紙屑を2人で協力し、皿に移すゲームなどを行い楽しく過ごした。

東京パラリンピックを目指す、強化選手の中島拓哉さん(30)は「卓球の楽しさを感じてもらえば嬉しい」とし終始、笑顔で高校生とラリーを楽しむ。また卓球経験のある男子高校生は「下肢に障がいがあったらフットワークの少ない練習をすると良いなど、障がいの状態に応じた練習方法についても話していただき勉強になった」とした。

山本事務局長は「障がい者スポーツの本当の姿を知ってもらいたい。それには継続が大事」と述べ、知久教諭は「支援するという体験が多いなか一緒に楽しんだり、教えていただいたりと社会の中で共に暮らしていくための貴重な学習となった」と話した。なお県障害者卓球協会には、50人以上が所属している。


▲卓球協会選手から教わる高校生。選手は分かりやすいように工夫して伝える


▲卓球交流の様子


[信州民報:2018年9月21日(金)2面]

2018年9月21日の他記事

■シナノケンシ 課題の「低振動」にスポット当て開発「プレクスモーション」の新シリーズ 新製品は「関西機械要素技術展」出展!上田市(1面)

■東御市会 温泉施設料金改定などの条例改正案 総務産業委で審議 賛成多数で可決(1面)

■長野・群馬2県が合同で開設 上田市真田町に交通指導所!(1面)

■上田千曲高 社会で共に暮らすための貴重な学習 生徒が県身体障害者卓球選手と交流 継続的交流で障がい者スポーツ体験(2面)

■上田市 清明小・西小5年が合同稲刈り体験 大人の指導で児童らは鎌を使い収穫 環境教育推進に“地域の協力”大!(2面)

■日本一の「くるみの産地」で収穫体験を!参加者募集中 東御市で季節限定・珍しい体験会ひらく(2面)

■地域のみな様とともに!立科中学校創立60周年 22日 記念式典ひらく(2面)

■収穫の秋「JAフェスタ」スタート!11月26日まで7地区14会場で開催(3面)

■スポーツ大会結果(3面)
→上田市内で行われたマレットゴルフの大会結果が掲載

■文芸コーナー(3面)
→上田市内で川柳に親しむ方々の句が掲載

■五十年前のきょうの見出し 福井国体の出場選手 27日市役所前で壮行会(3面)


《情報元》信州民報新聞社
《購読のお申込み・お問合わせ》
TEL:0268-22-7355
お問い合わせフォームはこちら


[広告]