2018
09.16

ハンネス・シュナイダー氏肉筆の額 所有者の真砂さんが上田市へ寄贈!菅平高原アリーナ1階ラウンジへ展示

ニュース, 信州民報

上田市菅平高原発展の一助となった、オーストリアのスキー指導者で「アルペンスキーの父」と呼ばれる、ハンネス・シュナイダー氏肉筆の額が14日、真砂清さん(83、市内住吉)から市に寄贈された。

額は真砂さんの父が支配人を務めた、旧菅平ホテル社交室に飾られていたもの(ここは現在、菅平高原アリーナが建つ)。戦後、同ホテルは進駐軍に接収されて廃業。以後、額は真砂家で保管していたが10年ほど前、「額の終の棲家を」と市真田地域自治センターに相談。将来、同所にアリーナ建設の構想があることを聞き待っていたという。

シュナイダー(1890―1955)氏は昭和5(1930)年に来日、菅平高原スキー場(昭和2年開設)で日本初の雪上スキーの指導を行った。それを記念し、同ゲレンデは「シュナイダーゲレンデ」と命名され、スイスのダボスに似た美しい高原だと絶賛され、「日本ダボス」と呼ばれている。

額は縦40㌢×横160㌢で、落葉松の板にドイツ語で「日本のシュヴァルツヴァルトへ 1930年3月20日 ハンネス シュナイダー」と記され、同ホテルに宿泊した際に書かれたものだという。シュヴァルツヴァルトはドイツ山地の名称で「黒い森」の意味。

贈呈式は菅平高原アリーナで行い、寄贈した真砂さんは土屋陽一市長に「父から引き継いだ額。末永く保存できる環境が整いホッとしている。菅平が発展する起点となった額。シュナイダー氏ゆかりの場所に飾るのが一番」とあいさつ。

土屋市長は「菅平ホテルとお父さんの思いが、このアリーナに引き継がれることをうれしく思う」と喜び、同アリーナ1階ラウンジにシュナイダー氏の写真や説明文とともに飾ることを伝えた。

真砂さんは、取材に「菅平がスポーツのメッカと言われるようになったのは、シュナイダー氏が来たことがスタート。額にとって終の棲家がこんな素晴らしい場所で、父も喜んでいると思う」と話した。
 

▲シュナイダー氏の写真を手に真砂さんと肉筆額
 

▲菅平高原でのシュナイダー氏の絵ハガキ(真砂さん提供)


[信州民報:2018年9月16日(日)1面]

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