2018
09.15

【上田市】長小で「わくわく芸術体験」 世界のトロンボーン奏者演奏 プロの音楽を子どもら楽しむ

ニュース, 信州民報

上田市の芸術家学校派遣事業「わくわく芸術体験」は13日、長小学校(中村雅司校長、児童数136人)で実施。講師のカール・ヤイトラー氏は、オーストリア所縁の作曲家らの曲を演奏し、音楽の都・ウィーンや楽器について話した。

わくわく芸術体験は、豊かな感性を持った子どもたちの育成がねらい。プロの演奏やパフォーマンスを間近で鑑賞し、芸術に親しみや興味を持つきっかけにしたいとする。(一財)信州国際音楽村が協力し、今年度4回目。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のトロンボーン奏者として長年活躍したヤイトラー氏は、定年退団後も後進の指導に当たり音楽の発展に寄与。音楽村では2010年から、毎年9月に行う「上田―ウィーンアカデミー」の音楽監督を務める。アカデミーはこの13~17日に実施。同芸術体験は研修に先立ち行った、こどもたちのためのコンサートだ。

ピアノの澤田まゆみさんと同校を訪問したヤイトラー氏は、オーストリア・ザルツブルク出身、モーツァルトの曲を演奏。「ザルツブルクは長野県のよう。山や川、自然が豊かで上田に来ると思い出す」と話す。またトロンボーンを始めたきっかけやウィーンフィルでの活動に触れ、ワーグナー、シューマン、シューベルトなどの曲を披露した。

さらにトロンボーンの演奏法を示し、「ブラスバンドを経験してほしい」と子どもたちに伝える。最後にウィーンフィルの創設に関わったオットー・ニコライの曲を演奏し、アンコールを受けると『もみじ』を披露。代表児童からは「とても貴重な体験でした。有難うございました」とお礼を伝えた。

なおこの日は学校の呼びかけで、保護者や地域住民も全校児童と共に鑑賞。世界で活躍する音楽家の演奏を楽しんだ。また14日にはヤイトラー氏が市庁舎に土屋陽一市長を訪問し、懇談した。


▲演奏に聴き入る子どもたち


▲ヤイトラー氏のトロンボーン演奏


[信州民報:2018年9月15日(土)2面]

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