2018
09.11

小河博士顕彰会が設置 民生委員制度創設・小河滋次郎博士 上田城跡公園内の胸像に「解説板」 『弱き者の友たれ』の生き方に学ぶ

ニュース, 信州民報

上田出身の法学者で民生委員(方面委員)制度を創設した小河滋次郎博士(1864~1925)の顕彰を進める、小河滋次郎博士顕彰会(横澤瑛会長、会員約40人)は、上田市の上田城跡公園内の小河博士胸像横に「解説板」を設置。8日、除幕式を行った。

同会は上田市のわがまち魅力アップ応援事業を活用し、解説板(90㌢㍍×60㌢㍍、高さ約150㌢㍍)を制作。表面には、小河博士の略歴と功績を記した。「小河滋次郎博士は『弱き者の友たれ』を理念とする方面委員制度(今の民生委員制度)の生みの親です」の文に始まり、上田藩医の次男として生まれ、世界初の人口癌を作った山極勝三郎と共に学んだこと。

また東京大学で監獄学を学び、内務省に入り罪を犯した少年を保護・教育する感化院の設立に尽力したこと。林市蔵大阪府知事と協力して、方面委員制度の設計・指導に当たったことなどを記載している。さらに裏面には、心に響く小河博士の言葉を記した。

この日、横澤会長は胸像について「昭和15年に設置され、戦争を経て昭和25年に現在の胸像が造られた」とし、「上田城の鬼門に当たる位置、上田監獄所のあった場所にある」と伝え、「弱き者の友たれ、やれることを捨石精神で頑張っていくという、小河博士の生き方に学んでいく」と述べ、上田市民生児童委員協の増田宗彦会長は、民生児童委員の役割と地域での助け合いの必要性に触れ、解説板設置に対してお礼を伝えた。

土屋陽一市長、山極勝三郎博士顕彰会・成田守夫代表幹事、上田郷友会・柳沢英明副会長が祝辞を述べ、柳沢副会長は「「竹馬の友である、小河博士と山極博士が創設した上田郷友会は133年継続している。小河博士の深い思想と信念があってこそ。その理念が伝わることを祈る」とした。

そして除幕後、市村光志・解説板設置部会長が「ここにあった小さい看板には主に監獄行政について書いてあり、民生委員制度ついて書いてなかった。顕彰会として民生委員制度は伝えるべきと考えた」と、設置主旨を説明。参列者全員で記念撮影をし、胸像解説板の完成を祝った。


▲設置した「胸像解説板」の完成を祝い、参列者で記念撮影


[信州民報:2018年9月11日(月)1面]

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