2018
09.04

【上田市】清明小児童が市内「戦争遺跡」見学 上田飛行場跡や戦争を伝える松など

ニュース, 信州民報

上田市立清明小学校6年生(50人)は8月31日、市内の戦争遺跡を見学。中之条の上田飛行場跡(現・上田千曲高校)、下之郷東山の「戦争を伝える松」(松脂採取痕)、常田の上田東高校にある「戦災記念ノ欅」を見て回った。

同校6年生は社会科の授業などで戦争に関する学習を進めており、5月には長野市の松代象山地下壕を見学している。そして「地元・上田にも戦争があった」とし、2013年に市教育委員会が制作したDVD「上田市の戦争遺跡」を鑑賞。この日はDVD制作に関わった、市文化振興課長だった浅野之宏さんの案内で現地学習を行った。

上田飛行場跡地では浅野さんから、昭和6年に市営としてつくられた飛行場が、戦争突入により陸軍に徴用され軍用機の訓練場となったこと。また上田が長野県で最多の3回の空襲を受け、そのうち2回目の1945年8月13日の空襲を上田飛行場が受けたことなどを聞き、記念碑と第四格納庫跡を見学した。

「戦争を伝える松」見学では現地まで山道を歩いて登り、浅野さんから「戦闘機の燃料にするため当時の人々は苦労して山を登り、松に傷を付けて松脂を取った」との説明を受ける。そして松林で傷痕のある松を探し、傷痕を触った。児童らは手に付いた松ヤニを浅野さんに見せ、「今も何かに使われているのですか」などとの質問をする児童もいる。

子どもたちはしっかりメモを取り、熱心に学習。同行した小学校教員は、「事前学習で市内小学校に残る焼夷弾を見たときも、大いに関心を寄せていた」と話す。児童らは「飛行場が広くて驚いた」「戦争の跡が色々残っていて…。それだけすごい戦争だったんだと思った」などと感想を述べ、戦争の史実を実感して学習を深めていた。


▲松の傷痕を触る子どもたち


▲上田飛行場格納庫跡を見学する


[信州民報:2018年9月4日(火)1面]

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