2018
08.08

【東御市】東御市立図書館で夏休み子ども向け講座  テーマ「蚕の繭づくりからシルクまで」

ニュース, 信州民報

東御市立図書館は4日、夏休み子ども向け講座「蚕の繭づくりからシルクまで」を開講。小学生高校生まで計10人が参加し、信州大学繊維学部・森川秀明教授からの講義を受けた。同講座は、児童・生徒に地域・郷土に関係ある題材を学んでもらおうと企画したもので、信大出前講座を利用している。

森川教授は1996年と2003年に、蚕糸学進歩賞を受賞。講座では蚕が繭をつくるプロセスからシルクができるまでを、実習を交えて学ぶ。まず蚕や色々な繭(黄繭、緑のテンサン、大きなインドのタサールサンなど)を提示し、子どもたちが間近で観察した。

その後、「地球上に生物は何種類?」「昆虫は何種類?」「人間の役に立つ昆虫は?」などと質問。「生物100万種以上のうち80万種以上が昆虫で、衣食に関わるものには蚕・ミツバチがある」と説明した。

この日は他にも蚕の一生を話し、繭の大きさや繭糸の長さ、『繭』という漢字の成り立ちなどを講義。蚕が繭を作る様子も詳しく説明した。

また実習では信大学生が助手を務め、あらかじめ柔らかく煮た繭をマグカップに移し、黒い紙を細く巻いた棒に繭から糸をとる体験を実施。「光沢を見てほしい」とし、子どもたちはシルクの輝きや強さを実感した。

同図書館職員は「夏休みならではの学習として、地元産業の歴史を地元学術機関から学び、体験する機会を設けた」とし、「分かりやすく、楽しい講座になったと思う」と話す。夏休みに子どもらは、かつて地域を支えた産業の一端に触れる貴重な体験を楽しんだ。


▲子どもらに蚕を見せる森川教授


▲子どもたちは繭を見て、触って…


[信州民報:2018年8月8日(水)2面]

2018年8月8日の他記事

上田市ベトナム人の介護福祉士候補8人着任!社会福祉法人・敬老園で受け入れ式行う「資格取得し長野日本で働いてほしい」(1面)

今年で60回「信州上田七夕まつり」コンサート・茶会などイベントも充実 上田市海野町(1面)

■米国ブルームフィールドの訪問団 じねんや糸川で「日本文化」体験 将棋や箏・折り紙・和食作りなど(2面)

■東御市図書館で夏休み子ども向け講座 テーマ「蚕の繭づくりからシルクまで」(2面)

■パパカレッジ上田が夏休み企画!上田市・武石地域 子育て家族応援事業実行委の主催(3面)

■新しい介護食品「スマイルケア食」農水省が整備 三マークに分類する(3面)

■川柳六文銭 8月号発行(3面)
→川柳六文銭上田吟社発行のため見出しピックアップ

■スポーツ大会結果(4面)
→上田市内で行われたグラウンドゴルフの大会結果が掲載


《情報元》信州民報新聞社
《購読のお申込み・お問合わせ》
TEL:0268-22-7355
お問い合わせフォームはこちら


[広告]