2018
08.08

【上田市】ベトナム人の介護福祉士候補8人着任!社会福祉法人・敬老園で受け入れ式行う「資格取得し長く日本で働いてほしい」

ニュース, 信州民報

ベトナムとの経済連携協定(EPA)に基づく、ベトナム人介護福祉士候補者8人が7日、上田市の社会福祉法人・敬老園(斎藤俊明理事長)に着任した。8人は今後3年半の教育期間を経て、介護福祉士の国家試験合格を目指す。同法人のEPAに基づくベトナム人受け入れは、昨年の介護福祉士候補者2人に次いでのもの。

この日着任したのは、ベトナムで看護師をしていたチャン・スアン・ランさん(27)とチャン・バン・ダットさん(26)、グエン・ティ・フォンさん(23)、グエン・ティ・ゴック・ビッグさん(24)、グエン・バン・ティさん(27)、グエン・ズイ・ニャットさん(28)、グエン・ティ・トー・ニーさん(24)、ホー・ティ・トゥイー・ティエンさん(24)の男性4人と女性4人。

この日は敬老園職員らが見守るなか、斎藤理事長から8人に辞令が交付され、代表でチャン・スアン・ランさんがあいさつ。「こちらに来るまで心配もありましたが、優しくしていただき安心しました。長く、勉強と仕事を頑張っていきたいです」と、日本語で話した。

8人は来日後、日本語や介護の導入研修を終え、上田市へ着いた。この日の式で斎藤理事長は8人に温かな眼差しを向け、激励の言葉とともに辞令を交付。「早く日本の生活習慣に慣れ、国家資格の介護福祉士を目指して頑張ってほしい」とし、「そして資格を取得し、長く日本で働いてほしい」と伝えた。

EPAによる介護人材交流は08年にスタート。厚生労働省によると25年には、日本で約38万人の介護職が不足すると推計。斎藤理事長は「長野県でも1万1000人が不足する」という。そんななか政府は昨年11月1日、外国人が働きながら技術を学ぶ新制度「外国人技能実習制度適正化法」を施行。

また昨年9月1日には、外国人の在留資格として新たに「介護」を加えた。留学生が日本国内の専門学校などで学び、介護福祉士の国家資格をとれば日本で働ける。斎藤理事長は「介護の現場は大幅に人材が不足し、今後は今以上に厳しくなる。介護の担い手を確実なものとするため、外国人に担い手になってもらう。介護福祉士資格を取得し、頑張ってほしい」と言う。

敬老園は今年2月にベトナムに行き、8人とマッチングが成立。「来年も8人の候補者を望んでいるが、ハードルは高い。都会に比べ地方は厳しい」と、斎藤理事長は壁の高さも語った。なお現在、敬老園では10人のベトナム人介護福祉士候補者が学んでいる。


▲斎藤理事長から辞令を受けるチャン・スアン・ランさん(写真左)


▲斎藤理事長を囲んで10人のベトナム人介護福祉士候補者


[信州民報:2018年8月8日(水)1面]

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